あるぶろぐ

好き勝手に記録しておきたい日常あれこれ

好きなサウンドトラック・Bedtime Eyes by MJQ

お題「好きなサウンドトラック」


山田詠美の同題小説を映画化した
【ベッドタイム・アイズのサントラ

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樋口可南子と黒人俳優が主役で、
二人の複雑かつ刹那な恋愛模様が
ふんだんな濡れ場とともに描かれた作品。
このジャケ写が、きゃ〜、またエロい(^_^;)

この映画がリリースされたときに、
映画のコトはよくわからないけど、
とにかく、
樋口可南子のスタイルが
本当に綺麗で透明感があってかっこいい、
と思った。
彼女は、映画中で役で演じている、
場末のジャズクラブの歌手の役で、
ジャズのスタンダード・ナンバーの
「Love For Sale」をステージで歌うのだ。
私はこの曲をまともに聴いたのは、
この映画かもしれない。
ほぼ、初体験。
曲もかっこいいのだが、
歌い姿がなんともスラっとかっこ良くて、
非常にときめいたし、何もかも憧れた。

そしてこの曲は、テンポを変えたアレンジで
インストゥルメンタルの演奏もあった。
これもかっこよかった。

以来、このアレンジを真似して、
自分もよく演奏する曲となった。

 


映画は破滅的な恋愛と情念、、、
正直、苦手なやつだ。
が、私はこの「お洒落」「モダン」な感じに
釘付けになってしまったのだ。


映画が進むにつれ
彼女が歌えるのはこの1曲、ということがわかった。
歌は、吹き替えなのかと思ったが、
のちに、これはこの映画用に
誰だったか忘れたけれど、有名な女性ジャズシンガーに
特訓を受けたという話しを聞いた。
どうりで、ふむ、なるほどそれを聞けば、
素人的にもなんとなくタドタドしい部分が見えてくる。
気がした。
それでも、それを差し引いてもかっこ良かったのは、
管楽器の入ったモダンなサウンド、
お洒落なアレンジ、
の力なのかもしれない。
吹き替えなしで樋口さんが必死で練習した、というストーリーも
好きだった。

そんな楽曲が、贅沢に映画中にたくさん盛り込まれている。
映像とあいまって、これまたお洒落なのだ。

のちに、これは、私が好きになるバンドの
Manhattan Jazz Quintetの演奏ということがわかった。
デビッド・マシューズというピアニストがリーダーで、
この映画の音楽監修をしている、ということもわかった。
彼は、日本が好きで、日本人にファンが多いということだ。

カセットテープに録音して
ノビノビになるまで聴いていた当時から月日が流れ、
もう随分前、何かの拍子に
「あ、あれ、また聴きたいな」と思い出し、
探してみたけれど、廃盤になっており、
本当に、どこにも売っていなかった。

で、そのスジの業界の友人に頼むと、
あっという間に見つけてくれた。
再び、戻ってきた。
もちろんused saleだ。

JAZZを自分で学ぶようになって
このバンドに対しての評価は少し変わったけれど、
それでも、今も好きな一枚。
秋に聴くのが一番似合う、
そんな一枚かな。

Bedtime Eyes by Eimi Yamada
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