宝塚ホテルに行ってみたPart1
令和イブとなりました。
先日、会社のスタッフさんと、
長らく実行できてなかった会食の約束を、
行く行く詐欺にならない平成の内に果たしたくて、
宝塚へ。
「どこ行きたい?」
「宝塚ホテルはどう? 建て替えでもうなくなっちゃうんだって」
ということで、即決。
https://kansai-sanpo.com/takarazuka-hotel03/
老朽化ということらしいが、今の建物は解体され、現在別の場所に建築中。
来年2020年の春から、新しい場所での開業となるらしい。
関西の中で知らない人はいないだろう有名なホテル。
何が有名かと言えばまずその建築物的な価値ではなかろうか。
想像するだに、解体は、もったいない。
が、それも仕方ないのだ、形あるものの宿命。
ホテルからわずか離れた場所にある駐車場に車を停める。
駐車場は狭くて動線も良いとは言えず、
それ自体にも古さを感じるものだったけれど、
守衛のオジサンが上品で、かつ親切にアテンドしてくれた。
ローカルなホテルの良さが滲んでいて、
まず、なんだかほんわか気分が良かった。
駐車場からボチボチ歩く。
ホテルの正面ではなく、川沿い通り側からの入り口から入ってみる。
どうやら旧館の方から入ったらしく、休日というのにザワザワした雰囲気は全くない。
金色に縁取られた玄関のガラスドア、
赤い絨毯、
大理石の壁、
そして歴代宝塚歌劇のスターたちの展示物が並ぶ壁、
キラーンなのに、落ち着いていて、
大人の空間。
うわぁ、と思わず声が出る。
引退後もテレビなどで活躍してきた女優さんたちばかり選ばれているのだろう、
彼女たちの現役時代のポスターが飾られていた。
中でも、安奈淳さんのベルばらの写真におメメくぎづけ。
昭和50年です、私はいくつだ?!
きゃ〜!
そしてこのシャンシャン!(私は勝手に"ションション"と言ってたがシャンシャンが正しいことをネット調べでわかった。惜しい!)
間近で見たら、けっこう毒々しい。
でもこれくらいじゃないと、
舞台上では全く映えないんだろう。
これを持ってシャンシャンしたい・・・・
女子ならみんな一度は想像したことあるでしょう。
妙にワクワクする。
とにかく、イチイチ金色で、
どこまでも上等で上品なしつらえ
このシャンデリア見てるだけでも、美しすぎて癒やされる。
この場所がすごく大好きとか、
大切な思い出があるとかではないけど、
もう一度、ちゃんと見てその場に立っておきたいな、
そんな想いで久しぶりに訪れたここではあるけれど、
来てみたら、いろんな素敵を再確認。
改めてお気に入りの場所になりました。
やっと入り口、レストランの待ち合わせ場所に到着。
もうひとつの、お気に入りの理由、
今からランチというところ。(続く)